私、阪口と申します!#10- BUNCA阪口 -

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BUNCA立ち上げメンバーの一人である阪口のこれまでを描いたスペクタクル大長編エッセイ、ここに開幕です。番外編「僕が旅に出る理由⑤」。今回も番外編として阪口がBUNCAに入る前の出来事をちょっとだけ覗いてみます。

私、阪口と申します!

なんとこの連載も早いもので【10回目】の掲載となりました!
いつも読んでくれる皆様、ありがとうございます。

それでは前回の続き。
屋久島の「縄文杉」を見に行くというゴール地点を決めた僕は地元のK君を上手いこと口説き(?)、アルバイトをしながら旅の準備をして遂に出発の日が来た。

新しく買ったばかりのバックパックに最低限の着替えや寝袋などを詰め込んだ。実は今回の旅では記録として何か残そうと思い立ち、宮崎あおいちゃんがプロモーションをしていたOLYMPUSの一眼レフも買っていたのだ。(阪口の初カメラ)大事にリュックにしまい込み、更に旅のお供として阪口の聖書(バイブル)とも言える峯田和伸著書の「恋と退屈」も忍ばせ準備は整った。

阪口「うわ、、重っ!!」
総重量10キロを超えるバックパックは僕の肩に重くのしかかるのだが、この重さが旅の始まりを実感させてくれる。
家を出るとき、父(オヤジ)が珍しく話しかけてきた。当時の僕はあまりオヤジのことが好きではなく仲も良くなかったのだが、屋久島を目指してしばらく旅してくることを告げたら、珍しく(最初で最後かも)お小遣いをくれた。オヤジのなけなしの小遣いから僕にお金をくれたことはとても印象的で、旅を振り返るときに出てくる一番最初の思い出かもしれない。

こうして、僕は家を出た。
友人と地元の駅で待ち合わせて、お互い背負ってるデカいバッグを見てなんかおかしくって笑って、それから東京を目指した。

今回の旅は最低限のお金で周ることに決めていたので、基本は鈍行列車を使う予定でいたのだが、僕らの住んでいる埼玉県から屋久島まではあまりにも遠く、予算の都合もあってスタート時は夜行バスを使うことに決めていた。出来るだけ安くて遠くまで運んでくれる場所を探したところ、なんと!!数千円で「岡山県行き」のバスがあるではないか! これで一気にワープして距離が稼げるぞ!と意気揚々と予約し、僕らは深夜の東京からそのバスに乗り込んだ。寝てればすぐに岡山県だな~くらいに考えていたのだが、この後に僕らは地獄を知ることになる。



東京~岡山間は約11時間なのだが、この道のりはまさに苦行だった。今では独立したシートや足元が広い夜行バスもあったりするのだが、当時はまだ少なかったように思う。どのみち僕らの最優先は「安さ」だったので利用することはなかったかもしれないが、特に身長180センチを超える僕にとって、通常(4列)シートのバスは身体が収まらなくてまるでトランクケースに詰め込まれたかのような気分だった。何度足を折って折り畳もうと思ったことか、、取り外せたら便利なのになとか考えながら、深夜のバスに揺られていた。(結局文句を言いながらも眠りについた。)

早朝。苦行を乗り越えた僕らは遂に岡山県にたどり着き、朝日の眩しさに目がくらみながらも何とも言えない高揚感&足のだるさに早朝からテンションは最高潮だった。

K君と僕は改めて旅の始まりに「よろしくな!」と握手を交わして、待ちに待った旅の1日目がスタートしたのだ。これから待ち受けている過酷な試状況やぶつかり合いが待ち受けていることになるとは、この時の僕らはまだ知らない。

さて、岡山県に着いた僕らはまず倉敷市に向かった。どこで情報を仕入れたのかも分からないが、歴史的魅力のある街だと聞きつけて向かったのだ。
倉敷観光WEBには詳しい情報が載っているので気になる方は是非!)

倉敷散策をしながら、僕らは次なる目的地のことを考えていた。岡山県に滞在したのは半日くらいだったと思う。オシャレな街(倉敷市はすごくオシャレでした!)や美味しい食べ物よりも、今の僕らは大自然の絶景が見たいという共通認識があったのだ。

街散策をしていても次なる場所に向かいたくてウズウズしてしまい、そして岡山県から次に目指した先が鳥取県だ。そう、皆さんもご存じの「鳥取砂丘」のある場所だ。秒速5センチメートルを見て衝動的に旅をするくらいのロマンチック野郎な僕たちは、
「鳥取砂丘の上で星を眺めながら寝たら最高じゃない?」くらいのノリで、鳥取県の鳥取砂丘を目指したのだ。



次回へ続く。
(皆様、良いお年を!来年も阪口と申しますの完結までどうぞよろしくお願い致します。)







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