私、阪口と申します!
「米谷くん、既にエッセイ書くのしんどい。」
僅か2回目にして、書き出しと同時に僕は新スタッフの米谷にこう漏らした。社長の突発的な思いつきで半強制的にスタートしたこのエッセイはBUNCA立ち上げに至った阪口の奮闘日記でもあり、ポンコツな僕が試行錯誤・紆余曲折し、何度も折れそうになりながら立ち上がっていく姿や当時の想いを5割くらい盛って書けたらと思っていたのだが、自分にあった出来事を書いていくのってすごく大変!!
ありのままの自分を書いていくことって難しいなと改めて思い知りました。
前回の阪口は入社して半年で新規事業のBUNCAに配属されることになり、「面白そう」の単純な動機でよく分からないままスタートを切ることになったのだ。
「とりあえずサイトラフを準備しておいて。後、サイトの名前が必要だからアンケートを取ろう。よろしく。」
カズさんからそう言い渡され、サイトラフ?それどうやってやるんだ?既に頭の中に「?」が浮かんでいたが、先輩やネットで調べたらたくさん出てくるので、それを模倣しながらスケッチブックに何枚も何枚も書いていく。Excelで作ったりもしてみたのだが、最終的には殆どシステムの方が構築して下さったのであまり出番はなかったのだ。とほほ。
もう一つはサイトの名前。これはすごく大事。
他社のクラウドファンディング会社さんはそれぞれ面白い名前が沢山あって、最大手の「campfire」や「Makuake」、「READYFOR」「Kibidango」などちょっと変わった名前が多いのが特徴だ。初期ではみんなが思いついたものをとりあえずあげて、アンケート形式で決めるというあまりにも適当…効率的な決め方をした。候補としてあがったのは、
・銀河鉄道
・深夜高速
・ブンカ
・ニアアート
・ラヴァント
Etc.
あまり覚えてはいないがこんな感じである。ちなみに僕があげたのは「ラヴァント」で、意味は名優ドニ・ラヴァンとフランスのル ラヴァンドゥーを掛け合わせた造語なのだが、もれなく却下されたのだ。アンケートをとったところ、ブンカに多くの票が入り、これからは文化的なことをやっていくし、分かりやすくていいか!ということで「ブンカ」に決定されたのである。余談ではあるが、「BUNKA」と「BUNCA」どちらの表記にするかでも話し合いが行われ、僕は勝手に「Crowdfunding」「Column」「Competition」などコンテンツの頭にCが付くので「BUNCA」に決定したのだ。
そんなこんなで「BUNCA」という名前も決まり、歴代アルバイトの1人目でもある黒崎が参加し、サイトOPENに向けて準備を始めていくのである。僕らはまず、アーティストの方達にクラウドファンディングの開催やコラムの執筆をお願いするべく営業をスタートしたのである。
営業のイロハも分からない僕だが、写真や音楽・漫画にアニメや小説なんかも読んだりするのでその趣味が高じて、アーティストの方達を調べる作業はとても楽しかった。ダイビングを始めるキッカケにもなったとある水中写真家さんとのアポイントが取れた。
旅が好きでこれまでにバックパック1つであちこちを周っていた僕が中でもお気に入りの地は「沖縄」で、離島をぐるぐるしていたときに海の中に潜りたいと思ってはいたのだが、眼鏡っこな僕は度入りのマスクでないと全く景色が見えない&お金をあまりかけないように旅をしていたこともあって、折角の旅なのに水中の景色を見ることが無かった。
旅から帰りしばらくしてその方の写真集を拝見したときに、水中の中でのあまりの美しい世界に心惹かれ、有給をフル活用して再度沖縄に訪れライセンスを取ったのだ。
つまり、僕に新しい世界を見せてくれた方だったので気合いも入って当日を迎えたのだが、準備した企画書を拝見してくれて、自分のことを色々と考えてくれて用意してくれたことにとても喜んでいただけたのだが、まだBUNCAのサイトもリリースされていないのでどのような感じになるのか不明瞭だったこと、スポンサーなどがいらっしゃるのでクラウドファンディング自体にチャレンジする必要も無く、あっけなく初めての打ち合わせは失敗に終わったのであった。
初めての営業獲得は次回へと続く。
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