画家・山田雅哉 初の大規模個展「エチカ」を開催!- BUNCA -

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トップ・サムネイル画像:「Angel 2020」©山田雅哉



伝統的な日本画材の持つ美しさを活かし、独自の技法で描く画家・山田雅哉さん

初期の作品から最新作までを集めた、現時点での集大成ともいえる初の大規模個展を地元・春日井で、2023年4月29日(土・祝)~5月21日(日)の期間に開催する。

ダ・ヴィンチやモーツァルトもあったといわれる「音や文字に色がついて見える“共感覚”」を持ち、愛知県立芸術大学大学院日本画領域在学時には、より自由な表現を求めて、和紙上を遊泳する水の動きを用いた新技法「新案墨流し」「新案垂らし込み技法」を確立。伝統の岩絵具の美しい色彩と、隣り合う色を肯定的に重ねて描く JAZZ のような即興表現が融合し、独創性あふれる作品を発表してきた。

自然界のあらゆる事象を取り込んで描かれる作品は、多方面から注目を浴び、2020 年には東海テレビ「ニュース One」の番組スタジオセット・メインビジュアルを担当するなど活動の幅を広げている。




「piece of music-One」(2020 年)©山田雅哉 東海テレビ放送蔵



過去にBUNCAにて、山田雅哉さんの妻である山田ルーナさんがコラム「画家と暮らせば」を連載。その中で画家・山田雅哉さんにインタビューを行った記事があるのでぜひ合わせて読んでみてほしい。

【言葉より先に。画家山田雅哉について(妻の視点)】




「piece of music」(2013 年) ©山田雅哉



本展では、“音楽を視覚化”した「piece of music」シリーズなどの初期の具象絵画をはじめ、前述の番組セット、「Angel」シリーズの最新作を含む、約 85 点を紹介。

「すべての体験、経験が“今の自分”につながっている」と考える作者。
展覧会名「エチカ」は、哲学者・スピノザの著書のタイトルで「倫理学」を意味するという。

画家としてどのように生きるかという問いに向き合いながら、新しい美の表現を求め、地道に研鑽を積んできた山田雅哉さんの創作の軌跡をぜひ足を運んで頂きたい。

▷展覧会情報

展覧会名:新進作家支援事業 山田雅哉『エチカ』
会期:2023 年 4 月 29 日(土・祝)~5 月 21 日(日) 月曜休館
開場時間:10:00~17:00(5 月 12 日(金)のみ 19:00 まで)
会場:文化フォーラム春日井・ギャラリー
料金:無料
作品点数:約 85 点

主催:公益財団法人かすがい市民文化財団
協力:東海テレビ放送
お問い合わせ:公益財団法人かすがい市民文化財団
TEL:0568-85-6868
HP:https://www.kasugai-bunka.jp/archives/36315

▷山田雅哉・プロフィール

1981年 春日井市生まれ、在住。
2015年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
同大の日本画領域で初となる博士学位を取得。
「存在の謎」(2019)、「talk」(2022)などの個展のほか、東海テレビ「ニュース One」番組セット・メインビジュアルも担当(2020-2022)。







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