中学生の頃の夢。
当時スケッチブックに話と絵を描いて
何本も絵本のラフを作った。
しかし話が壊滅的に面白くなくて挫折。
高校生1年時は画家志望だったが
絵で食ってけないと言われたことと
恐竜にハマったことにより理転。
信州大学理学部物質循環学科で
地球科学的な視点から恐竜に関する
知識を詰め込んだ。
卒業後は恐竜研究職に就く予定だったが
また挫折。
一般企業に就職するも、
どうしても働きたくなくて
2017年10月から自営業を開始し、
大好きな恐竜を墨で描き【恐竜画家】
として活動を開始。
そこから丸2年、
私は恐竜絵本作家になった! >
こんなことってあるんだな…
ということで、この記事では【夢を叶える】をテーマにお話ししたいと思います。>
この記事を読んでいるあなたが、少しでも自分の未来を描くことができますように。そんなキッカケになれれば幸いです。
1. 「夢が叶う」ということ
絵本の出版の話がきたのは2019年1月頃。いともナチュラルに私のメールボックスにやってきたそのメールには、中学時の私の夢であった“絵本作家”になるための特急切符が入っていたのでした。恐竜の絵を描き始めたのはほんの一年前で、こんなにあっさり夢が叶うのかと少し拍子抜けな気もしましたが、思い返してみると今までの人生全てが繋がっていました。
「恐竜が好き」「絵を描くことが好き」、ただ好きなことをやってきただけ。 「恐竜を描く絵描き」になったのは、ただ好きなことが合体しただけ。これが、夢への最速ルートだったということ。
ただ、「好きなことをやり続けていれば夢が叶う」とは思いません。「努力すれば夢が叶う」とも思いません。私が夢を叶えることよりも大切にしているのは自分の“生き方”です。
2. 「何になりたいか?」ではなく「どう生きていきたいか?」
「将来の夢は?」などと聞かれることがあると思います。大体の人は「画家」とか「科学者」とか、“肩書き”を答えます。私もそうでした。でも夢っていうのはそんな型にはまったものではないと思うんです。
たとえば私は、朝はゆっくり起きて好きなアニメをみて過ごし、パートナーと共に美味しい昼食をとり、可愛いカフェに行って友人とお喋りしたり本を読んだり、大好きな恐竜の絵を描いたり、そして自炊で健康的な夕飯をとり、気持ちよく風呂に入ってぬくぬくと布団で寝たい、そんな毎日が送りたいなぁと思っています。
そして、たまには仕事で国内外の博物館に行き、恐竜の解説をしながら壁に大きく恐竜を描くパフォーマンスをし、見てくれた人に恐竜や地球科学の面白さを伝えたい。そんなアーティストになりたいのです。
「画家になりたい」「イラストレーターになりたい」という人は多いけれど、それになってどんな風に生きていきたいのか?これを考えていない人がとても多い気がします。現代社会の肩書きにこだわる風習や日々の忙しさのせいで、肝心の“理想の生き方”を想像する機会が少ないことが原因かもしれませんが…。
「絵描きになりたい」と言っても「絵を売ってそこそこ食っていきたい」なのか「絵を描いて毎日を楽しく過ごしたい」なのか、はたまた「絵を数億で売るようなビジネスがしたい」なのか…人によって選択肢は無限で、夢というのはもっと自由で多様で色とりどりです。
3. 「夢が叶った先のこと」を考える
夢を叶えるというのは、一般的には凄いことであり魅力的なことだと思いますが、それだけを目標にしてしまうと、叶った後に何も残らないのではないでしょうか?
私の友人の話ですが、彼はとある居酒屋の店長を目指してものすごく頑張っていました。そして数ヶ月で念願の店長になれたのですが、その次に目指すところがなくなってしまい、モチベーションが上がらず結局はお店をやめてしまいました。
明確な目標がある人はとても輝いて見えます。そんな人でも、目標達成したその瞬間が最高値で、その後次の目標がないと何を頑張ればいいのかがわからなくなってしまう人も多いのです。
私は晴れて絵本作家という肩書きを手に入れました。中学生の頃はこれが私の夢でした。ただ、今の私にとって絵本作家は通過点です。私は恐竜と地球が大好き!なので、人々に絵を通して恐竜や地球にちょっとでも興味を持ってもらいたい。絵本はそのツールの1つとして最高だと思い、全力で取り組みました。
ですが、まだまだやりたいことは山ほどあります。今後はもっと学術的な場面で恐竜や地球科学に携わりながらアートな活動をしたいと思っています。アートな活動と言っても、画家でありたいとかパフォーマーでありたいとか、肩書きには特にこだわりはありません。柔軟に、その時「イイ!」と思ったことをやるのみです。
***
夢や目標を持つことは
とても素敵なこと。
でもそれに囚われず
心のままに生きるのが
とても幸せだと思うのです。
夢を叶えることが
必ずしも幸せに繋がる訳ではない。
大切なのは、どんな風に
生きていきたいのか?
どんな日々を送りたい?
どんな画家になりたい?
ぜひ、自分と話す時間を作ってみてくださいね。
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