NEW2021/08/06
2021年11月25日〜12月7日まで、ウワーヨくんの個展が開催されるギャラリーは、東京神保町、子どもの本専門店ブックハウスカフェさんです。
店長、茅野さんの暖かいメッセージがとどきました。
ウワーヨくんに見てもらいたいので、のちに英訳して届けようと思っております!>
文化を未来につなげていくこと>
日本に暮らす人たちにとって、地理的にも、心理的にも近い国とは言えないルワンダの、一青年の個展を開くために活動されているなかがわさん(注:クラファン主催者)。
なかがわさんから伺った、はぐちゃん?やマリールイズさん、ウワーヨさんのお話はとても興味深いものでありました。
ウワーヨさんがルワンダで創作活動をすることは非常な困難を伴うことであり、その中でもそれを続けていること。ルワンダのこれから生まれる子どもたちのためという未来への投資でもあること。
それを日本で紹介することの意味。
ここに驚きと感動と意義を感じ、心が動きました。
ルワンダは遠い国だし、政治形態も歴史も文化も違うけれど、そこに住む個人は現在宇宙に共に生きている仲間ということで、じゅうぶん分かり合えるし、喜びも悲しみも同じ、そして、根底に流れているのは、一人一人が大切な人であるという人権のこと。そして文化を未来につなげていくこと。
なかがわたかこさんの情熱が、私の心にも温かな火をともしてくれました。
一つ一つの小さなアクションで、世の中大きく変わるわけではありませんが、なにごとも一歩から。
応援しています。
ブックハウスカフェ 茅野
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2021/08/04
BLTカフェオーナー、吉成洋拍(はぐ)が繋いだご縁から素敵な企画ができました!!>
ご近所さんだったマリールイーズさんとオーナー吉成。ルイーズさんの活動は知っていましたが、程よい距離感(近所のスーパーで時々会うw)でした。
2019年から始まった混乱の中、ルイーズさんからの「助けて」メッセージで『自分たちにできることは微力かもしれないけれど無力ではない!!』と広く募金を呼びかけ、想いに共感してくれた方々からの「支援」をルイーズさんに届けることができました。
ちょうどそのころです。中川先生(注:クラファン主催者)とルイーズさんをグループトークで繋いだのは…
吉成は「人と人を繋ぐ天才」「ご縁を繋ぐキューピッド」でした。
彼が作ったグループトークは、探すのが大変なくらいに膨れ上がっていました(笑)
その一つから生まれた今回のプロジェクト。彼は生前、絵を描くことも大好きだったので、「ウワーヨ君の夢を叶えるプロジェクト」をきっと誰よりも喜び応援したことと思います。
『ウワーヨ君の夢を叶えることが、ルワンダの子どもたちの夢を育み、繋いでゆく』
とってもワクワクします!!すっごくドキドキします!!
はぐが繋いだご縁から広がったワクワクドキドキな素敵な企画♪
ウワーヨ君の夢、ルイーズさんの活動、中川先生の想い・・・
ワクワクドキドキ楽しいことが大好きだった「はぐ」も空から応援しているはずです♪
スタッフみんなで、東京のギャラリーにウワーヨ君の絵を観に行くことが今から楽しみです♪
『幸せは、掴むものじゃなく、気づくもの』吉成が好きだった言葉です。
私たちのHAPPYを届けましょう!!
写真提供:B L Tカフェさま
公式サイト
https://www.blt.land/
公式ユーチューブサイト
https://bit.ly/3fvuhEp
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そもそも、なぜルワンダに関わることになったのか・・・本当に、とても不思議なご縁とも言えるし、そのように決まっていたような気もします。
クラウドファンディングのページにも書かせてもらいましたが、もともと友人だったのは、福島のB L Tカフェオーナーで、応援する画家のルワンダの青年は、彼の友だちの元生徒、というややこしい関係です(笑)
図にするとこんな感じ。
これが2021年1月のことでした。
しかし、ルワンダのことをほとんど知らないわたしが一体、何をどうしたらいいのかわからないまま時間が過ぎていき、そして、5月。
わたしとマリールイズさんを繋いでくれた友人は、あまりにも突然に、天国へと行ってしまいました。
残されたわたしとマリールイズさんの二人は、初めてゆっくりと話をし、そしてわかったことが一つ。
目の前の、一人の夢を持った若者の手助けをすれば、それは必ず未来の誰かを助けることになる、ということ。
この話をすぐに東京のブックハウスカフェに持ち込むと、二つ返事で「わたし、ホテルルワンダ観ました、アフリカのコミュニティにも入っていたことあります」と返事をしてくれ、そのまま2週間の作品展展示会が決定したのです。
スムーズに行く時って、理由がないんですよ。
うまくいくのには理由がないって、河合隼雄先生がおっしゃってました。
だめな時ほど、理由がある。ということは、だめじゃない今は、止まらずに進むべきなんだと思い、多方面から助言をいただきながら、クラファンに至ったわけです。
マリールイズさんと話をしていると、1994年にあった、ルワンダ虐殺の歴史が信じられないくらい、前向きで、明るく感じます。
しかし、きっとその辛い過去があるからこそ・・・いや、それを体験していないわたしが偉そうに言うことじゃないのは重々承知の上で・・・前を向くことを選んで、そして自分だけではなく未来に向けて、行動しようとしているんだと思いました。
大人は子どもを「子どもだから」と思うけど、その「子ども」が大人になり、経済を回すのだとしたら、やはり育くむべき相手は子どもたちなんですよ。
大人が、大人による大人のための政治をしていては何も変わらない。
文化だってそうです。
子どもたちにこそ、より良いものを体験させてあげて、提供しないと、いつまで経っても良いものが判断できないし良いとすら気づきにくいかもしれないし、そもそも興味を持たないかもしれない。
いい国は教育で成り立つと思うし、教育はより興味深いものをどれだけ提供できるかで変わると思うし、そしてそのシステムを作れるのは大人で、その大人はかつて子どもだったわけだから、やっぱり大事にすべき原点は子ども、ってことをわかって欲しい。
そこに気づいたマリールイズさんは、学校を設立するわけですよ。
争い事をなくすためにはまず教育だ、と。
勉強することができて、給食が食べられて、友だちと遊べるという環境を作ったんです。
尊敬しかないですよね。
そして、そこの卒業生が今回のクラファンで夢を語っているウワーヨくんです。
ウワーヨくんは、小学校を卒業してからも、マリールイズさんにいろんなプライベートな話をしていたようです。
そして大人になった彼は、マリールイズさんのように、子どもたちのサポートをしたい、という夢を持つんです。
ここ!!!
ここですよ。
こういうことだと思うんです。大人の背中を見て、若い世代が追ってきてくれるんですよ。
15〜20年と時間はかかりますが、ゆっくりでも必ず、時代を変えることはできると思うんです。
今回のクラファンはその第一歩です。
そして、関わってくださった皆さんと共に、20年後の未来を明るいものに変えて行けたら嬉しく思います。
ウワーヨくん応援企画主催
なかがわ創作えほん教室代表 中川たかこ
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ウワーヨくんとは、マリールイズさんと出会ってなかったら出会えていません。でも、福島のB L Tカフェオーナーと友人でなければ、マリールイズとも出会えていません。そもそも、わたしが2009年に福島に行かなければ・・・と考えると、ウワーヨくんの言っているように、これは偶然とは思えないのです。
下記はウワーヨくんからのメッセージです。
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日本を訪れることは、偶然とは思えない>
皆さん、こんにちは。
この場をお借りして、まだ会ったことのない皆さんとお話したいと思います。
ぼくの名前はティエリー ウワーヨ(Thierry Uwayo)で、アーティストです。
絵を描くことで世界に平和を広めることを目指しています。
このたび、日本を訪れる機会をいただきました(もちろん資金面はこれから考えます)
ぼくはそれを偶然のことだとは思えません。
なぜなら、この旅はぼくにとって大きな意味を持っているからです。
日本を訪れるのは本当に緊張します。
東京での作品展が終わったら、可能であれば平和記念公園(原爆ドーム)や今回の縁を繋いでくれた福島のはぐさんの家にも行きたいと思っています。
ぼくの想いのために時間を割いてくれた素晴らしい人々に感謝したいと思います。
これからも、ぼくたちの世界を昨日よりも良くする方法を学び続けていきましょう。
ありがとうございました。
ティエリー ウワーヨ
クラファンの主人公、ウワーヨくんも卒業した幼稚園・小学校、ウムチョムイーザの創立者であるマリールイズさんのインタビューを許可を取り、文字に起こしました。
子どもたちの夢や未来を親身になってサポートする彼女の生き方が伝わります。
まだ、サポートなしでは全ての子供が教育を受けられるわけではありません。
しかし、質のいい教育こそ、世界を変えることができる、と彼女は語ります。
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教育は、発展や平和、そして子どもたちの輝かしい未来への鍵です>
全ての子供は教育を受ける権利を持っています。
彼らが教育を受けることができると、それは世界をも変えることができるのです。
わたしが設立した学校の名前は、ルワンダ語でウムチョムイーザといいます。
日本語では「良い文化」「思いやりを持つこと」という意味です。
当初私たちは数人の学生からスタートしましたが、その後、日本人のサポーター達が授業料を支援してくれることによって運営が成り立ちました。
日本の方々や、ルワンダや、その他の国々の友人達の支援で、年々一クラスずつ教室が増えていき、今は15教室にもなりました。
私たちの学校では今260名の生徒が学んでいますが、そのうち40%の生徒は支援が必要な子どもたちです。
この生徒達も日本の方が他の特別支援によって学ぶことができています。
子どもたちは一人一人がたくさんの限りない能力を持っている創造者です。
そして私たちは子どもたちからその能力を引き出すことができ、子どもたちがその能力を使って、どのように未来を創り出していくのかを見守ることができるのです。
私は教育は、発展や、平和への、そして子供たちの輝かしい未来への鍵だと信じています。
私は心から、夢をもって成長する子どもたちに出会って、見守ってくださるように呼びかけたいと思っています。
私は子どもたちを信頼しています。
私が彼らに会うたびに、愛にあふれ、夢いっぱいで、そして限りない可能性があると感じるのです。
永遠瑠 マリールイズ
(この文章はYouTubeにアップされているインタビューを文字起こししたものです)
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ご友人の想いを引継ぎ今回のルワンダプロジェクトを立ち上げることになった中川たかこさんは現在、BUNCAにてクラウドファンディングを開催中です!
【概要】
ルワンダの若き画家ウワーヨくんを日本に呼び、個展を開催したい。
詳細はコチラから↓
URL:https://bun-ca.com/crowdfunding/production/29
クラウドファンティングを立ち上げたい方はコチラから
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アーティストの人たちが自分たちの活動を公開し、クラウドファンディングを使って新しい活動に挑戦する機会、作品を商品化して販売する機会(準備中)、支援者の方とオンラインで交流できるような機会を作っていき、クリエイターと支援者の距離をより縮めて行ける様な橋渡しをしたいと思っています。是非、あなたもあなたの出来る形で彼らの応援に参加していきませんか?