12歳からイラストを描き続けて…- 本載こまる(ほんのりこまる) -

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イラストレーターとして活躍中の本載こまるさんがイラストを描き始めたキッカケやこれまでの道のりをご執筆いただきました。また、現在BUNCAでは本載さんによるクラウドファンディングのプロジェクトを開催中です!応援の程、よろしくお願いいたします。

イラストについての最初の転機は、12歳の時に初めて画材屋さんで漫画画材を購入したことです。
つけペンやケント紙、製図用インクなど、プロの漫画家さんが使う道具と同じものを使うようになったことで、自分も本格的なイラスト制作ができるようになったような気がして、感動したのを覚えています。

その次の転機は、パソコンを購入したことです。
私が高校生くらいの頃は、いまのようにスマホで簡単にデジタルイラストを描ける時代ではなく、デジタルで描くにはパソコンが必要でした。
しかし、SNS(特にpixivなど)では、既にデジタルイラストが流行していて、家にパソコンがなかった私は、デジタルへの憧れを募らせていました。
高画質なカメラ付きスマホもなかった時代ですから、アナログで描いたイラストを携帯(ガラケー)のカメラで撮影してSNSに載せても、どうしても画質が劣化してしまいます。
自分が描いたアナログイラスト(しかも何度も光の角度などを調節して一生懸命に撮影したのにも関わらず、色がかすれてしまっているイラスト)と、ほかの人が描いた色鮮やかなデジタルイラストを比較していくうちに、私のデジタルへの憧れは、「デジタルで描けば私にだってプロのような絵が描ける!」というようなものに屈折していきました。
勿論、デジタルイラストがそんな甘いものではなかったのは、言うまでもありません(笑)

数年経ち、自分でお金が稼げるようになった私は、ようやくパソコンを手にして、いそいそとAz Painter2というフリーソフトでデジタルイラストを描き始めます。
そうして、SNSにも投稿を始めましたが、勇んで投稿したイラストは、アナログ時代に頑張って描いていた頃よりも評価がもらえなくなり、閲覧もつかず、そこで初めて「デジタルで描けば私にもプロのような絵が…」という思考が幻想だったことを、まざまざと突き付けられます。
「SNSにイラストを投稿しても思うように評価がもらえないのは、アナログという環境のせいだ!」という、自己暗示にも似た免罪符を失った私は、この辺りから少しずつ腐っていきます(笑)
絵を描いていると、徐々に煮詰まってきて自己肯定感が下がり、次第に絵が描けなくなるというのは、多くの絵描きさんが経験することだと思うのですが、この頃の私はまさにその状態に陥っていました。

腐り始めた私は、ほかの誰の絵も見たくないし、影響も受けたくない!と妙に意固地になり、技量もなくデジタルソフトの使い方も満足に理解していないのに、「誰かが作ったマニュアルやイラストを参考にする」ということができなくなっていました。
今思えば、自信のなさの裏返しです。

そうして、その次に転機になったのが、CLIP STUDIO PAINTの導入です。
その頃、前述のフリーソフトをなんとなく使い続けていた私ですが、自分のイラストには、何となくほかの人が描いたイラストのような透明感のあるデジタル独特の質感がないことに心底悩んでいました。
そこで、多機能な有料ソフトを購入しよう!となり、Twitterで教えてもらったCLIP STUDIO PAINTと出会います。
動機としては、少し高いソフトに作画環境を変えれば綺麗な絵が描けるのではないか、という安直なものです。
「デジタルで描けば私にもプロのような絵が描ける!」と幻想を抱き、打ち砕かれた頃からなにも進歩していません(笑)
しかし、CLIP STUDIO PAINTは多機能ではあるのですが、いままでフリーソフトしか使ったことがなかった私には非常に難解でした。
難解であるがゆえに、嫌でもわからないことは調べないと何も進まず、「ほかの人の絵なんて見たくないし、参考にもしたくない」なんて意地を張っていられる状況ではなくなってしまったのです(笑)

そうして、動機はともかく、CLIP STUDIO PAINTに移行したことで、結果的には何かを吹っ切ることができて、その辺りからようやく真面目にデジタルイラストの描き方の勉強を始めます。
ネットでいろんなイラストの描き方講座を見たり、ほかの人が描いたイラストをアップにしてみて、どんな構成で描かれているのか研究してみたり。
Az Painter2で三年以上デジタルイラストを描いていたのに、影色を消しゴム(又は透明色)でぼかすとグラデーションが出来て透明感が出るというのも、この時にやっと知りました(笑)


Az Painter2を使って、デジタルで初めて描いた作品。絵が下手とか色が目に悪いとか以前に画質がめっちゃ悪いです。解像度なども理解していなかった証拠ですね。



こちらもAz Painter2での作品。この頃の作品を見ると、レイヤー効果などの機能は多少覚えたようですが、やはり透明色で色をぼかしたりする概念はなく、ひたすら色を大量に上から足して無理矢理グラデーションを作っています(笑)



CLIP STUDIO PAINTで初めて描いた作品。影色のぼかしのやり方を初めてちゃんと理解したので、髪や肌のグラデーションがやっと思うように描けるようになって感動しました。色を重ねて強引にグラデーションを作っていた時代と比べると、レイヤー数もかなり削減されています。

この数年間の遍歴から学んだことは、イラストに完成形はないということです。
なので、私はいま現在もイラストの勉強中です。
今後はBUNCAさんのクラウドファンディングも含め、様々な新しいことにも挑戦していきたいですし、LINEスタンプの第二弾も作りたい…やりたいことがいっぱいです!


看板キャラの、ブタのとうすけ、ウサギのるなみっく。LINEスタンプも発売中です!
LINEスタンプ販売ページ→https://line.me/S/sticker/5699724

今後とも慢心せず、新しいものをたくさん生み出していくので、よろしくお願いいたします!
最後までお読みいただきありがとうございました!

素敵なコラムをご執筆いただいた本載こまるさんは現在BUNCAにてクラウドファンディングのプロジェクトを開催中です!

【概要】
いつも私の活動を応援してくださっている方々にありがとうを伝えたい、 そしてこのプロジェクトを通じて私の自慢の動物イラストをもっと好きになって貰うキッカケにしたいです。

詳細はコチラから↓
URL:https://bun-ca.com/crowdfunding/production/28







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Author Profile
本載こまる(ほんのりこまる)
イラストレーター。ブログのアイコンや、病院・
ネットショップのイメージキャラクターのデザインなど、幅広く活動中。
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