映画「南武線ラブストーリー」出演者インタビュー!- BUNCA -

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現在クラウドファンディング開催中の「南武線ラブストーリー 〜オトコって、バカだな〜」の監督、そして出演者への特別インタビュー!音楽ライターがなぜ映画を制作するにいたったのか?そして個性豊かなキャスト達の素顔を知ることのできる内容となっております!

音楽ライター:バッキー☆大坂による自主映画、「南武線ラブストーリー 〜オトコって、バカだな〜」

現在撮影中&クラウドファンディング開催中である今回の作品の内容や制作の裏側、そして監督とキャストの素顔に迫るべく特別インタビューを企画しました。

開催中のクラウドファンディングページはこちらから!

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――本日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介からお願い致します。

バッキー☆大坂:「南武線ラブストーリー 〜オトコって、バカだな〜」監督のバッキー☆大坂です。
ウザイ先輩役としても作品中にもちょこっとに出演しています。

普段は音楽記事をメインにフリーライターをやっております。プロジェクトページでも申し上げた通り、三度の飯より映画が大好きです。

橋詰龍:主人公のケイゴ役の橋詰龍(はしづめ りょう)です。

普段は「無情報(ノーインフォメーション)」というコメディ寄りの舞台に出演してます。
食べることが大好きなので美味しい物あったらぜひ教えてください。最近昆虫食に興味を持っていて、タガメを食べてみたんですけど、食感はシーチキンなのに青リンゴの香りがしてとても不思議でした。イケメンなタガメほどいい匂いがします。

川座かな:サツキ役の川座かな(かわざ かな)です。

専門学校に通いながらお笑い芸人をしてます。映像作品は学内での作品ばかりだったので、今回の撮影は勉強にもなりますし、学内制作の方にもとても活きています。
いつも「何が入ってるの?」と聞かれるほど大きなキャリーケースを持ち歩いていますが、基本的に何も入ってません。

樋郡めぐみ:メイ役の樋郡めぐみ(ひごおり めぐみ)です。

舞台やライブ、猫のにゃんぺいと共にやる配信などをメインに活動しています。最近はYouTubeで「もちまる日記」という猫のYouTubeを見て癒されています。本当におすすめなので、心が荒んでいる方はぜひ一度ご覧ください。

川座かな:何の宣伝?

バッキー☆大坂:龍、韓国で売ってるカイコの缶詰食べてみない?。ウチにあるから。

樋郡めぐみ:っていうかイケメンなタガメってなに?

橋詰龍:すみません、ここまでの話映画何も関係ないですね。


手前左から、川座かな、樋郡めぐみ、橋詰龍

真ん中奥:バッキー☆大坂


――皆さんありがとうございます。まず初めになんですが、なぜ音楽ライターであるバッキー☆大坂さんが映画を撮ることになったのでしょう?

バッキー☆大坂:きっかけとしては「Three Elements Project」と称したプロジェクトの話が来たことですね。
「Three Elements Project」というのは、私を含めた3人の監督が互いにサポートしながら、3作品を同時期に制作し同時に試写会を行う、という企画です。

音楽と映画というものが僕の人生において2本柱なんです。
小さなころから映画も音楽も好きで、映画によっていろんな音楽を知ったり、大人になってからも「バッキー映画祭」っていうイベントを企画して変なB級映画縛りとか、色んな映画のパート2だけ縛りとかをみんなで見たり。

そんな僕の元に「Three Elements Project」の話が来て、自分なりの音楽と映画の融合に挑戦したいって思って、今回の映画制作、そしてクラウドファンディングにもチャレンジしてみることにしたんです。


――今回の作品「南武線ラブストーリー 〜オトコって、バカだな〜」は一体どんな作品になるのでしょうか?

バッキー☆大坂:映画を作るきっかけができてから色んな構想を練ってみたんですけど、「モテキ」という映画がまさにやりたいことに近いなと思って。

「モテキ」という作品のストーリーにも音楽というものが密接に関わって来るんですよ。フェスで出会う女の子がいたりとか。
さらにみんなが共感できるような物語にしたいという気持ちから「東京都立川市から神奈川県川崎市の間を走るJR南武線沿いを舞台に、こじらせ男子である『ケイゴ』がひさしぶりに本気の恋をして悪戦苦闘する」という物語にまとまりました。

音楽にもしっかり力を入れる為にBGMにはもらすとしずむ、挿入歌には慈雨くんというミュージシャンに楽曲提供を頼みました。
今回1曲だけ、僕が詞を書いて慈雨くんが曲を書くというアプローチをした曲もあるので、それも楽しみにしていて欲しいです。


――自己紹介からかなり個性的な3人、橋詰龍、川座かな、樋郡めぐみというキャストはどのように決まったのですか?

バッキー☆大坂:構想を練っていた時にダブルヒロインにしようと思って、1人はさばさば系、1人はぶりっ子的な子にすることにしたんです。

樋郡めぐみとは音楽のコミュニティで元々知り合いではあったんですけど、去年末のとあるライブイベントに向かう際にたまたま再会して、久しぶりに話してみたらさばさば系ヒロインに本当にぴったりだ!と思ってその場でオファーしました。

川座かなと橋詰龍は「Three Elements Project」の合同オーディションで出会いました。男女の組み合わせが5~6組来てくれたんだけど、この2人が本当にドンピシャで良くて、ぜひお願いしますという感じで。

キャスティングに文句はなしですね。


左:樋郡めぐみ 右:橋詰龍



――こうして話していると本当に和気あいあいとしたいい雰囲気を感じるのですが、撮影の時はどんな感じですか?

橋詰龍:顔合わせの時、監督であるバッキ―さんが明るく来てくれたから最初から楽しくやれてますね!

バッキー☆大坂:忘れもしない。3月21日、きゃりーぱみゅぱみゅが結婚発表した日だよ!

川座かな:バッキ―さんがショックを受けていたあの日ですね。
いきなりその話で盛り上がったおかげで、みんなの緊張が一瞬で解けました(笑)

橋詰龍:撮影中も監督のバッキ―さん含めて、みんなちょっと失敗しても笑ってくれるし、上手くいったら一緒に喜んでくれるし、風通しが凄い良い感じします!監督が僕らの事気にかけてくれてるのがわかるし。

あ!俺、今良いこと言ったなあ・・・。

樋郡めぐみ:自分で言っちゃうんだ。

川座かな:まあでも裏表のない方ばかりだな!って感じはありますね。誰も嫌な話もしないし、それぞれのいいところを引き出してくれてる、本当いい人達に囲まれてます。

樋郡めぐみ:私個人としてはバッキ―さんのことは元々知ってるので、いつもの感じですごくやりやすいです。ただ私が映像慣れしてなさすぎるのとセリフ覚えが悪すぎるところがあるので、みんな怒ってないかな?って不安もありつつ・・・。

あえて言うとしたら、私とかなちゃんの2人が同時に出るシーンってあんまりないんです!もっと一緒に出たい!


左:樋郡めぐみ 右:川座かな



――撮影中のエピソードも聞きたいと思ってたんですが、この雰囲気だとたくさんありそうですね。

橋詰龍:エピソードありますよ!ゆるいやつですが!
晴れた日の撮影の時なんですけど、バッキ―さんが

「あれ!やべえ!ケイゴ用のサンダル忘れた!」

て言ってて。代用品を用意する?とかって話してたんです。
そしたら

「いや走って10分くらいだから取りに行ってくるよ!」

ってそのまま準備運動し始めて、本当にマンガみたいな猛ダッシュで消えていったのは面白かったですね。

僕らキャストがポツンと取り残されちゃって。

樋郡めぐみ:私たちだったら走らずタクシー使っちゃうよねー!監督若すぎるよね!って話してましたね。

バッキー☆大坂:いつでも逃げれるように心がけてるんですよ、日頃から。

樋郡めぐみ:いつ何から逃げるんですか?!

川座かな:宣伝用ビジュアル撮影の時も、折りたたみできるちっちゃい台に乗ったバッキ―さんが驚異的な体幹を発揮しましたね。めっちゃ揺れてたんですけど、落ちることは無くて。

いつの間にか近所の小学生達が周りに集まってました。


――今のところ監督であるバッキ―さんの身体能力のエピソードしかないですね(笑)

樋郡めぐみ:あと私と龍くんはとにかく方向音痴でよく遅刻してます。

バッキー☆大坂:遅刻は代わりばんこにしてるよね。駅で待ち合わせるとめぐみは意味わかんない出口から出てくるし。

樋郡めぐみ:そもそも降りる駅が違ったこともありましたね。そのうえ出口も違うんで辿り着かなくて・・・。

バッキー☆大坂:公園のブランコで三半規管を鍛えるといいよ。そしたら方向音痴なんてすぐ直るから。

樋郡めぐみ:関係あるんですかね・・・。


左:川座かな 右:橋詰龍


――今回それぞれの役を演じるにあたってキャストの皆さんはどんなことを考えて、どんなアプローチを行いましたか?

橋詰龍:ケイゴは31歳男性という役なんですけど、彼の人生における分岐点の話なんだなあと思って臨んでます。
樋郡さんが演じるサツキ、川座さんが演じるメイと出逢ってどうなっていくのか?

バッキーさんが面倒くさい先輩役として出てくるんですけど、そういうオッサンになってしまうのか?はたまたいい男に生まれ変わるのか?みたいな。

バッキー☆大坂:そうそう!まさに今言ってくれた主人公の分岐点をこの作品で表現したかったんです。

橋詰龍:僕個人としても、例えば公園で泣くシーンがあるんですけど、「そうはならんやろ!」みたいな演技をしたりとか、実験的に色々やらせて貰ってますね。

川座かな:4人の登場人物がいて、映画を見てくれたみんなが誰に感情移入するかとても気になりますね。年齢性別でとても変わると思いますし。

私自身実はサツキは苦手な部類の子なんですけど、人間って白黒はっきりカテゴライズできるものではないから、見る人によって印象が変わってほしいなって。なのでいろいろ見出していただけるように、極端な役作りはしてないです。

樋郡めぐみ:最初に本読みをしたときに「もうちょっと優しめにやって欲しい」とバッキ―さんから指摘を受けて。

メイはサツキとは対照的であるべき存在だと思ってて、結構ストレートに物事を言ったりするんですけど、その指摘を受けて「もっとかわいいんだなあ優しいんだな」って印象に変わりました。

最終的には好かれる子にしたいなって思ってます。私自身もさばさば系で似てるとこはあるけど、私にはない可愛さを持たせてあげたい。

バッキー☆大坂:人選からばっちりハマってるから安心して任せられます。だからあんまりうるさく言う部分はないですね。役への解釈も一致してるので、その上で好きなことをやってもらってます。龍とかは同じシーンを何回もやらせていくといろんなアプローチをしてくるので面白いですね。

橋詰龍:追いつめられて本領発揮するタイプです。


――最後に皆さんの意気込みをお願い致します!

橋詰龍:こういう楽しいメンバーで楽しい撮影をさせてもらってるんで、この空気をそのまま作品に反映出来ればと思ってます!
信頼できるスタッフ・キャスト・監督がそろってるので皆様期待して完成をお待ちください!

川座かな:素敵な作品なので皆に見て欲しい!けど見れる機会は本当に少ないので、ぜひ試写会のチケット買っていただきたいです。
私と橋詰さんはまだ応援コースが売れ残ってるので引き続き応援よろしくお願いいたします。

樋郡めぐみ:私たちのこの雰囲気が良い意味でそのまま作品に表れているので楽しみにしていて欲しいです。クラウドファンディングが成功するとシーンがさらに増える・・・なんて話もあって、どんなシーンが増えるのか私たちも知らないのでそこも楽しみ!

クラウドファンディングのリターンにはオンライン試写会もあって、私の地元が北海道なので遠くの人でも見てもらえるのが嬉しいです!

バッキー☆大坂:主人公のケイゴにはかなり自己投影をしているのですが、色んな人が共感できる部分があるはずです。

あの頃はバカだったな!と笑ってほしいし、俺だったらこうはしないなー!とかいろいろ思ってほしい。クラウドファンディングもこれからの撮影も、応援よろしくお願いいたします!


立川シネマシティの劇場内ロケにて
手前左:池田剛(撮影補助) 右:バッキー☆大坂(監督) 左奥:川座かな 右奥:橋詰龍

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今回インタビューさせていただいたバッキ―☆大坂、橋詰龍、川座かな、樋郡めぐみにより制作される「南武線ラブストーリー 〜オトコって、バカだな〜」は現在クラウドファンディング開催中!

終了まで残り1週間!

ぜひプロジェクトページだけでもご覧ください!
応援よろしくお願いいたします。

試写会招待あり! 自主映画「南武線ラブストーリー」制作プロジェクト はこちらから!







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