さて、何を書こうとしたのか、早速忘れちゃいました。
というのも自分というものは、瞬間的意識の連続体なのだ。0.1秒毎に自分の感覚なんて変わるのだから、いちいち何かを覚えてる必要もないし、自分というものを固定する必要もない。
人生がつまらなくなる要因ってのはここにある気がする。
「自分」であったり、「他人」であったり、「社会」であったり。
要は記号化した瞬間にもうそのことは見てないんだよね。
例えば、太郎くんという人間がいるとします。
太郎くんはステーキが好きで、テニスが好きで、突拍子もなくて、ギャグセンスに長けてる。
なんとなく太郎くんの像が見えてきましたよね?これは虚像です。
この虚像が見えると、太郎くんは「こういう人なんだよね」というなんとなくの合意形成が出来上がります。すると何が起こるかというと、人が太郎くんと思って接する訳です!
これがどういう事かというと、太郎くんと思って接するので、人は太郎くん用の自分を用意してお話しするのです。ここで自分の可能性が減ります。
太郎くん用に自分を固定するので、太郎くんを見積もった発言しか出てこないので、会話にバラつきがなくなるのです。
例えば僕は天使弾道ミサイルですが、「天使弾道ミサイルってこういう感じの人だよねー」っていうのが出来上がると、あの人はこうだからと決めつけて、他者が同調するようになるのです。これが非常につまんない。
これは自分に対してでもそうで、「自分はこういう人物!」という絶対的なものが出来上がると、物事に優劣をつけてタスク的に全てを処理するので、自分の中のカオスやランダム性がなくなっていくのです!
例えば物の感じ方に一定の傾向を見つけると、それは〜主義やイズムへと進化します。ではイズムになれば、ロジックが生まれるので、極めて作業的に物事を捉えるようになります。これがまかり通ることで、社会全体が空虚になります。
よくいう「人は人、自分は自分」ってやつです。
これは個性の尊重ではなく、人への無関心です。諦めです。
「あの人はこういう人間だから関わらないでおこう」といった感じで国民一人一人が鎖国し始めるのです。僕の肌感ですが、日本人というのは本当に喋んない。仲の良い人とは喋るが、関わりのない人とは喋らない。発言をしない。
知ってる人か知らない人かがそこまで重要ですか?
むしろ感動することや、多くのことを知っていくには、知らないことの方が遥かに重要なんです。
ここに一種の日本人の諦めみたいなものを感じます。
じゃあまず何が出来るかって、僕が他人を諦めないことなんだよね。
ここまでなんやかんやと言いましたが、日本人はこうだと決めつけない。
特定の相手を見積もった発言をしない。相手が可能性に溢れていることを信じていれば、逆を言うと傷つけるということすら厭わないと思います。
それが向き合うってことだと思います。
まとめに入りますが、自分や他人というのは、時間的な連続体で、それをぶつ切りにして、個性やイズムとして理解するのは時間を途切れ途切れにさすのです。つまり0とか1とかいった具合に。
僕らは0と1の間の無限のグラデーションです。他人を諦めない。自分を諦めない。
そして社会を諦めない。
人生は可能性に溢れている。
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